スタジオ展 ① ーMEMBERS EXHIBITION-
アトリエ風と月、アート書家のkayon.です。
12月10日~12日に所属している【宮村弦 TOKYO STUDIO】MEMBERS EXHIBITION「日ゝを飾る書 Ⅲ 」が、東京芸術劇場で開催されました。
アート書を中心としたスタジオなので、斬新な作品がそろいました。

月光という文字に月の光を淡く重ねたり、幾何学的なイメージのもの、故人の魂をイメージされたものなど、バリエーションに富んでいて、創意工夫された素敵な作品が多くありました。

ワタシは2作品を出品。1つは文字のアート作品。
もう一つは、新たな試みで、陶器への絵付けならぬ、陶器へ書をのせた作品です。
今日は、2つ目の陶器の作品についてお話しします。
友人が陶器への絵付けを行っていることからヒントを得て、陶器に文字を書いた作品を創りたいと思いました。
まずは、構想からです。小皿と大皿に描きたい。
そうしたら何を書く?
年末にも近づき、来年も「良い年になりますように」という願いを込め、「蕎麦」と「薬味」にしよう。

実は、文字入れは、墨ではなく、初めてポーセレンという絵付けの画材を使いました。
こちらはオーブンで焼くことができるものです。
しかし、これが、伸びないっ。
蕎麦という文字、伸びても擦れてしまう。
(かすれと違う)
と焦り始めました。
アイデアあっても、これは文字になるのか?と。
色も作っていくのですが、いろいろやってみたら、銀をいれると、少し伸びることがわかり、早速実践。
濃くしたいところと、流れをきれいに見せるところとメリハリをつけるのに苦労しました。
陶器のメリットとデメリットは、メリットは、気に入らなければ、焼く前であれば、洗い流すことが可能。
少し時間をおいてお皿を洗うと、写真のように、縁取りが・・これもちょっと作品になりそう♪
デメリットは、さっきの文字がよかったー、と思ってもあとに残らない、という、新たな気づき。
・・・「蕎麦」をなんとか形にしました。

薬味もいろいろあるけど、何がいいかな~、などと考えながら、書いてみて、こちらの5つに。
「大葉」「胡麻」「紅(しょうが)」「梅」「柚子」
「胡麻」は、黒ゴマを一粒。
「紅」はしょうがをイメージする「はじかみ」を入れてみた。
「梅」は赤で梅をイメージ
「柚子」は、木に実がなっているところをイメージしました。
「大葉」は、葉っぱが風に揺れているところをイメージ、など、ほんのちょっと遊び心をいれてみました。
ふと気づくと、ワサビがない! 慌てて「蕎麦」のお皿に、サインで緑をいれることに(汗)
クイズのように、楽しんでもらえると嬉しいな。
現代アートは、コンセプトから作品を創っていく。
書は、筆、紙、文字があって、そこからどう作品を創っていくか。
アート書は、現代アートとのコラボです。
【オンラインエキシビジョン】2022年1月1日公開 URL https://studio.gen-m.jp/exh/







