風と月のネーミング

はじめまして。アトリエ風と月、アート書家の kayon.です。
このホームページをご覧いただきありがとうございます。最初に屋号の話をしたいと思います。

「アトリエ風と月」というちょっと変わった屋号にしたのは、なぜか?
それは「好きな字」だったからです。
最初に書いてて、楽しい、好き! と思った字が「風」。
最初うまく書けなかったけど、大好きになった字が「月」でした。

え、そんな簡単でいいの?と思われるかな。

わたしの書道に対する思いは「自分らしく、楽しく、自由に!」なので
自分も見てくださる人も、楽しいと思えるこころの居場所にしたい、と思い、楽しいと思う2字を使って、この名前にしました。

まじめな話をすると「八風吹不動天辺月」という禅語からもらいました。
「はっぷうふけどうごかず、てんぺんのつき」と読むことができます。

この言葉は、偶然、父から教えてもらいました。父は、新聞等で良い言葉を見つけると
スクラップやメモをして、わたしに教えてくれるのです。

これは、「どんな風が吹いても動ぜず、天に輝く月のように無心でいよう、どっしりといよう」という意味です。
風が吹くと、草木が揺れるように人間のこころもざわつくが、空の月はどんな風が吹こうとも動ずることなく、
一生懸命輝いて照らしている。煩悩に振り回されず、そういう広いこころを持ちたいと思ったのです。

八風というのは、利・衰・毀・誉・称・譏・苦・楽の八つの風。

 利:利にかなうこと  衰:意に反すること
 毀:影でそしること  誉:影でほめること
 譏:前面で謗ること  称:前面でほめること
 苦:心身を悩ますこと 楽:心身を喜ばすこと

いやいや、煩悩すら百八つでも足りないのにどうする??

次の記事

篠田桃紅さんによせて